あまから式哲学コメディ、通称哲コメ

役者は哲学者が想定する人間を演じる。頭の命令でする演技。
電車の中で独り言を繰り返すような、
ちょっと壊れてる人を想像してもらうと近いかもしれない。
本人にとっては極めて重大なことなのだが、観客の目には滑稽に映る。
そういった「哲学的人間」が繰り広げるコメディ。
笑いの後、観客は自分も身体の声に耳をふさぐ
「哲学的人間」の一人なのではと思い始め、数日間悶々とする。
自己と向き合うのが嫌いな人には哲コメはあまりお奨めできないかもしれない。

多分、どこかの誰かが似たような事をもうやっているのでしょうが、
僕自身こういうお芝居を観てみたいので今から創って行こうと思っています。


                                      

2004/11/25 劇作・演出 たけだあり

何故、“あまから”か?
哲コメって!?
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